若狭町社協では、「みんなが支え合い、すべての人が幸せを感じられる、心地よい地域づくり」を目指して、ご近所同士の支え合い活動など地域の福祉力を高めるための活動を推進することを目的に、地域福祉活動のキーパーソンとして福祉委員の設置を進めています。
- 福祉委員は同じ住民の立場で、地域の「気になる人」や「気になること」への目配りを行ない、社協・民生委員・老人家庭相談員と連携しながら、さまざまな地域課題を見つけ、解決策を考えたり、専門家につなぐ役割を担う地域福祉活動の協力者・ボランティアです。
若狭町では区長の推薦により社協会長より委嘱されます。現在町内では、1つの集落1~2名ずつ、全集落で93名の福祉委員さんが活動されています。任期は2年です。
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- 担当区域内のニーズの把握
- 訪問活動や日常生活の中で問題に気づいたり、住民の皆さんが集まる機会に「気になること」を見聞きするなどしてニーズ把握をします。
- 地域福祉活動のリーダー
- 問題を解決するためには、近隣住民やボランティアの協力が不可欠です。活動への参加を呼びかけたり、協力者や仲間づくりを進めるなど、地域福祉活動のリーダー・キーパーソンとして地域住民への働きかけを行います。
- 福祉関係者・関係団体との連携
- 福祉委員として活動する上で、把握したニーズや課題は、民生委員・児童委員などの関係者と情報交換し、連絡を取り合いながら解決に向けて活動していくことが大切です。地域福祉活動は一人で行うものではありません。
地域住民やさまざまな団体との連携が必要不可欠です。
- 福祉情報の発信・啓発
- 関係機関からの福祉情報を対象となる方々のニーズに応じて提供したり、広く啓発していく役割です。特に情報がなかなか届かない方や自分から声を発せられない方へ口コミで情報を伝えることが求められます。
- 社協事業への協力
- 福祉委員研修会をはじめとする各種研修会や地区別福祉懇談会などの集会への参加をお願いします。また、小地域福祉活動推進事業への協力や社協会費、共同募金運動、共同募金助成金事業への協力などをお願いします。